なぜ、ここに人が集まるのか―西麻布クラブ「3‐2‐8」の法則
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この本は自伝です
最初に、これは半分冗談ですが、タイトルの「なぜ3-2-8に人が集まるのか、の法則」はさっぱりわかりませんでした。でもそれは当然で、作者はそのようなことを書こうとしてるわけではないわけで。
何の情報もなく読み始めたので、後書きを読んで初めてこの本はこの人の自伝なのだということを知りました。プロローグというか、このお店を開くまでの自伝部分(要は「若気の至り」ということなんでしょう)がとても長く、単に「クラブが繁盛する法則、秘訣」を知りたくてこの本を手に取る人は投げ出したくなるのではないでしょうか。まあ、この作者(店長)のファンなのであれば話は別ですが。。
でも、この本の後半部分である、店を開いてから現在(といっても、1998年)に至るまでのお店の切り盛りの苦労話、オリジナルであり続けるための工夫の記述などは読んでいてすっと入ってきて、大変興味深く読めました。
有名人の常連さん紹介の項は、まあお約束というか。。それを読みたい読者もいるんでしょうし、これを書かないとこういった類の本は成り立たないというか。
別な本のレビューでも似たようなことを書きましたが、偉ぶったことを書いてないし、大上段に構えた「オマエらもこうしろ」的な感じが行間からにじみ出てこなかったので、その点でこの本はよかったです。
私はオジさんですが、この店に行きたくなったことは間違いないです。だって、一見さんにも「こんばんわ」「またきてください」って声をかけてくれるみたいだから。(でも、この店はまだやってるんだろうか?)